November 29, 2004
インテル入ってます?
現在放送中のIntelのCMで、『もし彼にインテルが入っていたら』というシリーズをやっています。現在は少年編と裁判長編の2本ですね。それぞれ、テスト中に“ふと”ひらめいてテスト用紙にモナリザを描き出す少年、裁判の判決文を突然オペラ調で歌いだす裁判長という話です。
一見どういうことはないんですけれど、個人的にはとても共感を持ってしまうCMでした。このCMは、CPU(あるいはコンピュータ)がどんなことでもできるんですよということではなく、コンピュータは人間の持つ人間性を広げるための極めて傑出した道具なんですよということを伝えようとしているのだと思います。これほど人間の思考を直接的に補助するツールは歴史的にも他には皆無ですし、思考・創作と名のつくフィールドでコンピュータの介在を許さないものなんてほとんど無くなってしまっているのではないでしょうか。補助としての道具に頼らないのもひとつのスタイルですけど、道具は道具ですしね。
まあこんなことは当たり前の話かもしれないですが、そういう点でこの表現はなかなかうまいなと久しぶりにCMを見て感心たわけです。別にぼくがインテル派だとかっていうわけじゃないですよ。アスロン派でもないけど…
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